中部地方観光見聞録

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コロナ渦でも観光を諦めない。名古屋城でAirbnbのエクスペリエンスを体験してきました。

コロナ渦でどこいもいけないなと嘆いているあなた。意外に地元の有名観光地に行ったことないっていうことありませんか?

 

私も地元でありながら、名古屋城の周辺は車で通過するだけってことが何年もありました。名古屋城にちゃんと訪れたのは小学生の時に金のシャチホコが地上に降ろされて、それを見学に行った遠足以来でした。

 

しかも今はコロナ渦。本丸御殿の見学はできるものの、名古屋城の見学は耐震工事のためできません。

 

それなら行くだけ無駄じゃないの?と思ってしまうのも当然。

 

でも、今までの観光地に行って見て回るという定番スタイルではない観光の仕方がこれから大切になってくるのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

名古屋城Airbnbのエクスペリエンスを体験

 

2020年7月、初めてエアビーのエクスペリエンスに参加してきました。名古屋城で行っている"Sketch picnic with Fude pen "という名古屋城を筆ペンでスケッチする体験で、Airbnbで「名古屋 体験」と検索すると出てきます。

 

今はコロナ渦で、オンラインの体験が多くなっていますが、現実の体験も健在です。

 

 

"Sketch picnic with Fude pen "の内容

集合して説明とレクチャー

当日は地下鉄市役所駅の7番出口に集合。必要なものは全てホストのyayoiさんが用意してくれていました。よく見慣れたスケッチブックは日本のメーカーのマルマンのもので、創業100年を迎える老舗だというマメ知識を教えてくれました。子供の分も用意してくれて感謝です。

 

 

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マルマンのスケッチブックと筆ペン

 


入り口で体温チェック後、名古屋城庭園内に入り、まず松の木を筆ペンで描きます。形がとりやすく描きやすいからだそうです。描きながら筆ペンの使い方の簡単なレクチャーがありました。しかしなかなか思うようにはいきませんでした。

 

 

 

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左から筆ペンの使い方、松(筆者描く)、松(5歳児描く)

 

 

 

実践 筆ペン画 その1

 

次に櫓(やぐら)を描いたのですが、人様には恥ずかしくて見せられない出来映えでした。

 

 

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5歳の娘は待っている間、お絵かきしていました

 

実践 筆ペン画 その2 

 

最後に名古屋城を描きます。これまたひどい出来映えでしたので、ホストのyayoiさんの絵をお見せします。

 

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さすがyayoiさん、うまい!

 

久しぶりに集中して絵を描き、あまりのヘタさに倒れそうになりましたが、こんなにじっくり名古屋城をみたのは初めてで、屋根や窓の形、色、数などなど、写真を撮るだけでは気がつかなかった発見がいくつもありました。

 

 

ホストのyayoiさんにインタビュー

 

ホストのyayoiさんになぜエクスペリエンスを始めたのか聞いてみました。

 

ニューヨークに行った時、エクスペリエンスで絵を描く体験をしてみたのがとても良く、自分でもやってみたいと思ってはじめたそうです。

 

日本人の体験は今回がはじめてとのことで、欧米や香港など外国人の体験が多いそうです。欧米の人達は色素が薄く、真夏の名古屋の日差しと暑さで調子が悪くなってしまったことがあったそうで、8月はお休みだそうです。そうやって試行錯誤して、楽しみながらやっている姿がステキでした。

 

仕事がら海外に行く機会はありませんが、海外を感じることができるエアビーのホストは興味深いなと感じました。

 

今回の体験では、うまく描けるかはあまり重要ではなく、楽しみながらじっくり名古屋城の散策が出来たことが一番の収穫です。

 

ピクニックということで、最後はおやつを食べながら絵や体験についておしゃべりして締めくくり終了です。

 

 

体験終了後、名古屋城観光へ

 

体験には名古屋城の入場チケットも含まれているので、体験終了後子供と一緒に名古屋城庭園内と周辺を散策しました。コロナ渦ということもあり、本丸御殿しか入場できませんでしたがじっくり散策できました。

 

 

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名古屋城と本丸御殿

 

 

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左から天守礎石、清正石、旧二之丸東二之門

 

 

庭園内は空いていましたが、武将隊の方々が声をかけてくれたり、金鯱のレプリカと記念撮影できる写真屋さんは撮影代を通常の半額にして頑張っていました。

 

 

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フォトスポットの金鯱のレプリカ、清正像と名古屋城

 

まとめ

 

観光というとどこか遠くに出かけなくてはと考えてしまいますが、地元にも良い観光地がたくさんあります。こういうコロナ渦で観光が難しい時こそ、地元の観光地を訪れて盛り上げるっていうのも地元に貢献できると思います。

”体験” することは見て回るだけの観光だけでは得られないものがあって、新たな発見でした。

 

 

 

 

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