2020年10月6日、「ぎふ清流里山公園」の道の駅にフェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜清流里山公園が開業しました。
日本初上陸であるマリオットのホテルブランドで、地方創生事業「Trip Base (トリップベース) 道の駅プロジェクト」として積水ハウスとマリオットと各自治体が連携して、人気の「道の駅」にホテルを併設し、自動車やバイク、自転車などで渡り歩きながら、地域の魅力を発見するという旅のスタイルを提案しています。
第一弾として岐阜、三重、京都、和歌山、栃木に順次オープンし、今後は全国各地に展開していくようです。
フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜清流里山公園とは?
「あれっ?これがマリオットかなぁ?なんかアパートみたいだなぁ。」車から降りて最初に目に入った時の印象でした。ホテル正面からみたらそうでもないかと思いましたが…。
ホテルは宿泊特化型。3階建て、85室。レストランやカフェはありませんでした。フロントデスクの脇におーいお茶などの飲料がすこし置いてあり販売していました。食事やお土産などは道の駅を利用するスタイルのようです。
しかし、道の駅にはレストランなど飲食できるスペースはありません。
里山カフェは平日は15時閉店、休日は16時閉店でした。朝は9時30分から営業です。
「ぎふ清流里山公園」内の飲食店も閉園時間で終了です。閉園時間は17時でした。
里山食堂を調査するのを忘れてしまったので、電話で営業時間を確認しました。ちなみにGoogleマップでは臨時休業中の記載になっていますが…。
メニューが変わってなければうどん、そば、カレー、ビール、ポテトフライなどとりあえずお腹を満たすことはできます。
国道41号線を名古屋方面へ10分程いけば市街地にでますので、マクドナルド、コメダ、かっぱ寿司、大戸屋などのチェーン店があります。先日、秘密のケンミンSHOW 極で特集された岐阜タンメンのお店もあります。
さらに名古屋方面に5分程行くと、「湯の華アイランド」という大型のスーパー銭湯があります。施設の手前に湯の華市場という道の駅みたいな店舗と食堂があり、愛知県知多半島の魚介類や岐阜県の飛騨牛、地元野菜や特産品が販売されていて、食事やお土産などに使えるのではないかと思います。食堂の営業時間は海鮮の「湯の華亭」は19時まで、食堂は22時30分までです。
食事はホテルに来る道中で済ませた方がホテルでゆっくりできると思います。
たまたま訪れた日は道の駅のライトアップをやっていて、おんさい館は20時30分まで営業、里山カフェは19時30分まで営業していましたが、それでも閉店時間が早いですね。
ホテルは宿泊特化型なので、食事に関して課題があると思いました。今後は道の駅内での飲食スペースの設置や食事ができるロビーラウンジ等の施設が必要なのではないかと思いました。
ホテル単独のパンフレットは無く、フェアフィールド・バイ・マリオットのパンフレットのみだそうです。
しかし宿泊代はリーズナブルなので、ホテル修行には良さそうです。
道の駅の施設案内
里山の湯
スーパー銭湯です。フェアフィールド・バイ・マリオットに宿泊すれば、無料入浴券がもらえるようです。
足湯
里山の湯の近くにあります。利用は11時から17時まで、無料です。タオルを持参した方が良いですよ。
里山カフェ
9時30分から営業。平日は15時閉店、休日は16時閉店です。
10月25日、日曜日の14時頃訪れた時は里山ケーキ売り切れでした。
店員さんが1人だけで、注文を聞いてお会計をしてフードも作っていて忙しそうで、だいぶ待たされました。早く出来そうなホットドッグとアイスクリームを頼みました。ホットドックはパンにウィンナーが挟まったシンプルなもので、はちみつアイスはワッフルが下でバニラアイスが上にのっていて、はちみつがかかったものでした。はちみつは里山公園内の養蜂で生産されたものだそうです。
ホットドッグ300円、はちみつアイス550円でした。
おんさい舘、青空市場
岐阜の特産品やお土産が売っています。
栗きんとんといえば、この地方では茶巾で絞ったこのタイプが定番です。一般的に有名なのは
川上屋と寿やですが、地元の隠れた名店があるそうです。
大樹の遊具
娘がずっと遊んでいました。夜はライトアップされてきれいでした。
動物の餌やり体験とイベント
地元美濃加茂の飲食店が多数出店して「秋の収穫祭」というイベントをやっていましたが、14時頃には売り切れ店ばかりで食べることができませんでした。
ぎふ清流里山公園
女優の中村玉緒さんがかつて名誉村長だった日本昭和村がリニューアルされ、「ぎふ清流里山公園」になりました。
「ぎふ清流里山公園」は、昭和期(1926~1989年)の田園をイメージしてつくられた公園です。
かいこの家では昭和の暮らしとかいこについて展示されています。かいこは1頭、2頭と数えるそうです。
里山の風景が広がっています。
地元の若尾製菓社の新店舗「パン処 わかお」では高級生食パンを販売していました。
せんべいの手焼き体験、そばうち体験、染色・機織り・和紙クラフト体験などはコロナウイルス感染拡大防止のため休業中でした。
おもしろ自転車乗車やゴーカート、ジップラインもあります。
コスモスがきれいに咲いていました。
山の上に登っていくと、里山ふれあい牧場とスワンボートがあります。娘と2人でスワンボートに乗って700円でした。日が傾いて水面がキラキラ光ってきれいでした。
山の上の方は少し紅葉していました。
公園の入場料は無料ですが、乗り物に乗ったり、体験したり、その都度料金がかかります。
18時頃帰る時には辺りは真っ暗になっていました。
街頭が少ししかないので、駐車した場所がうる覚えだった場合、車がなかなか探せない可能性があります。私だけかもしれませんが…。ご注意ください。
まとめ
これまでは休憩や日帰りの利用に留まっていた道の駅で宿泊もできるというのは、旅行の選択肢が増えて楽しみが増えそうですね。
フェアフィールド・バイ・マリオット岐阜清流里山公園は景色も良く、公園で体験したり遊んだりできますが、早朝や夜間の食事に関しては課題がありそうです。今後に期待しています。
記事の中で紹介した岐阜タンメンについてはこちら。
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