2020年7月末から、全国的に新型コロナウイルス感染拡大が広がっています。出かける場合も、蜜を避けるようによく考えなければいけない状況で大変ですよね。
今回は、愛知県日進市にある「五色園(ごしきえん)」を紹介したいと思います。広大な敷地をもつ、日本で唯一の宗教公園は、蜜を避けるという意味ではピッタリだと思います。
五色園とは?
親鸞聖人の生涯や教えにまつわるエピソードを、屋外にある巨大コンクリート像で表現しています。人より少し大きい僧侶をはじめとした人形彫刻が100体以上も林立しており、なんともシュールです。
一連の作品群は昭和9年、名古屋の造型家・浅野祥雲(あさのしょううん)先生によって制作されました。浅野祥雲ファンの間で「三大聖地」と呼ばれている場所の一つです。
残りの2つは桃太郎神社、関ヶ原ウォーランドです。いづれも東海地方にあるので、いつか行ってみたいと思います。
昔は遠足の定番だったが…
30数年前の子供の頃、何回も遠足や写生で訪れました。五色園に来るまでも相当歩くのですが、園内が広いのでまたまた歩かなければならず、当時は全然楽しくありませんでした。
リアルなコンクリート彫刻は、子供の画力で描くのには難しく、何を描いてよいかいつも困惑していました。
大人よりも少し大きなコンクリート像はただただ怖いだけで、遊具も少ししかなく、園内はやたら広く、楽しい思い出はありません。


子供には怖くてこれ以上近づくことができません。固まってしましました。






一時期はペンキがはがれて、人形彫刻はみすぼらしくなっていましたが、浅野祥雲作品修復プロジェクトにより、コンクリート像は塗り直されたものが多く、生き生きとしていました。
遊具はペンキがはげてボロボロになっていたので、今は遠足のコースではないのかもしれません。
大安寺というお寺に併設された公園なので、観光地化されておらず、30数年前と景色は変わりありませんでした。チェリオの自販機が墓地の脇にあるだけです。園内には3000本の桜があり、地元では桜の名所として知られています。入場料は無料です。入園時間8:00〜17:00。年中無休。郊外なので車か、地下鉄星ヶ丘駅より名鉄バスで35分。超田舎です。
10年以上前になりますが、浅野祥雲先生の特集で、タモリ倶楽部に取り上げられたことがあります。愛知県内では知る人ぞ知るスポットですが、B級スポットや珍スポット好きにはよく知られた場所ではあります。
真夏日の非常に蒸し暑い日に訪れたので、車で乗り入れることができるところを見て回りました。サファリパーク感覚です。写真の矢印辺りにある、人形彫刻を紹介しました。
まとめ
雑草が生い茂っていて、振り返ってみると見落としてしまったところもありました。もう少し涼しくなったら、徒歩でしか入れないところにも行ってみようと思います。
子供の頃の記憶を振り返ると、もっと変わった人間彫刻があったような気がするので・・・。では、またの機会に。
浅野祥雲先生三大聖地の一つ。こちらの記事もいかがですか?
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