東山動植物園はイケメンゴリラのシャバーニやコアラをはじめ日本最多の約500種類にものぼる動物が飼育されている動物園が有名ですが、植物園が案外良いんです。
毎年秋にはもみじ狩りが行われていて、今年は12月13日まで開催されています。
植物園は名古屋のメジャーな紅葉スポットなんですよ。
植物園
通常植物園は動物園に比べて混んでおらずオススメですが、紅葉スポットでありもみじ狩りシーズンのため、平日でしたが少し人出が多めでした。
相変わらず年齢層高めですが、若い人もちらほらみかけました。
ふだんは年配の方が多く、夕方近くはおそらくご近所の住民の方がお散歩がてら入園しているのでは?というような姿をみかけます。
通常入園料500円、年パス2000円ですので、景色も良いし街中を散歩するより安全だと思いますし、周辺はセレブな方々が多く住んでいる地域でもあるので時間やお金に余裕があるのかなと庶民の私は勝手に想像しています。
もみじのトンネルと日本庭園と紅葉
武家屋敷門、茶室建築の宗節庵、奥池、合掌造りの家、古窯に至る道中はもみじのトンネルのようになっていて、その他の広葉樹も色づいていてとても美しいです。全体的には紅葉も終わりかけで、風が吹くと落ち葉がゆれて落ちていました。
東山合掌造りの家
植物園には白川郷で有名な「合掌造りの家」があります。
1842年(天保13)建造、昭和31年鳩ヶ谷ダム建設に伴う水没をさけるため白川村から名古屋市に寄贈され移築したものです。雨の日以外は中を見学できて、白川郷まで行かなくても体感できます。
「名古屋の結」の方々が定期的に囲炉裏焚きを行っていて、丁寧に管理されています。
当日囲炉裏焚きをやっていて沢山の人で賑わっていました。
囲炉裏で薪を燃やした煙が立ち上り、かやぶき屋根を害虫から守り強度が増すことによってかやぶき屋根を保護します。
囲炉裏の回りは暖かくて、煙が少し目に染みました。
窖窯(あながま)
東山古窯跡群のH-101号窯は昭和47年に発見された鎌倉時代初頭の登り窯で、上方の煙出し口近くに天井が残っている点が貴重なのだそうです。
発見時には皿や壺や特注で焼いたとみられる寺院の瓦や香炉などが出土しています。
園内で発見された古窯は21基にも上るそうです。
東山古窯跡群とは?
東山の丘陵地は古墳時代、奈良時代、平安時代、鎌倉時代の窯が点在しています。
丘陵地には焼き物に適した高温に耐え粘りけのある成形がしやすい粘土がありました。
窯をを作るのに適した地形と原料の粘土があり焼き物作りに最適でした。
東山動植物ミニ情報
以前第3日曜日に訪れたときは子育て支援カードが使えて入園料が100円引きになりました。
現在休日の入場には予約が必要ですが、14時以降の入園は予約がいりません。
当日14時15分頃着いたのですが、駐車場に入るのに30分ほどかかり、15時ちょっと前になってしまいました。
モノレールがコロナの影響でひとつおきの車両しかのれないので、とても混んでいました。
動物触れ合いは中止しています。
現在は状況が変化しているかも知れません。ご了承ください。
まとめ
広大な敷地を持つ東山動植物園は見所が多く、地元の人間はその価値にあまり気づいていないのかもしれませんが、名古屋を代表する観光スポットだと思います。
ぜひ遊びに来てください。
名古屋観光の新スポットです
名古屋観光王道も外せません