今回は徳川園散策後、尾張徳川家の菩提寺である建中寺までお散歩しました。
途中にあるわらび餅が有名な芳光、かつて建中寺の門前町であった筒井町商店街にある老舗洋食店のラク亭、昭和の雰囲気が残る喫茶フレンドを紹介します。
徳川園
徳川園の「寒を遊ぶ冬牡丹」の最終日に行ってきました。
鮮やかな色の冬牡丹がわらの服に包まれた雪んこのようでかわいらしく感じました。
しおれているものもありましたが、7割ぐらいは咲いていて、久しぶりの徳川園で目の保養ができました。
小春日和の中、庭園内を散策していると、梅の花もさいていました。
私が椿の写真を撮っている間、娘は大好きな水琴窟を30回ぐらいやっていました。
水琴窟について書いた記事はこちら
徳川園にやって来たならば、尾張徳川家の菩提寺である建中寺にも足をのばしてみてはいかがでしょうか?
建中寺についてはこちら
近日公開予定
芳光
徳川園から建中寺へ向かう道中に、わらび餅が絶品の「芳光」さんがあります。
餅の中にあんこが包まれているタイプのわらび餅です。
わらび餅大好きの息子によれば、今まで食べたわらび餅の中で一番おいしいそうです。
ちなみに日曜は定休日ですので、週末観光の際はご注意ください。
ラク亭
建中寺の三門をでて、建中寺公園を総門の方へ抜けると、筒井町(つついちょう)商店街があります。
筒井小学校の南から東警察署の南にかけてのびる通りで、古くから建中寺の門前町として栄えました。
総門の近くには大正時代から営業し、長年地元で愛されている老舗洋食店の「ラク亭」があります。
名物料理「スカラップ」を食べに休日のランチタイムに訪れました。
店内は店外と同様に昭和感あります。
スカラップ(1000円)は芳醇な味のデミグラスソースがかかった "洋食屋のとんかつ" という感じです。
クセになる味わいで、いつもは味噌カツを食べるけど、今日はどうしてもスカラップを食べたいからラク亭に行きたいと思わせるようなメニューでした。ぜひまた食べに行きたいです。
地元のお客さんが多く、味噌カツ(900円)やオムライス(800円)、カツカレー(1050円)などを頼んでいました。
ライスを頼むと赤だし(赤味噌の味噌汁)がついてきます。
写真のライスは通常サイズ(220円)です。
ランチでついてくる赤だしは煮詰まっていて味が濃く、塩辛くなってしまっているお店も多いのですが、ここの赤だしはたくさん作り置きしていないんだなと分かるちょうど良いおいしさでした。
息子はミックスフライ(1050円)を頼みました。
ファミレスでしかフライを食べたことがなかった息子は、洋食店のフライのおいしさに感動していました。
白身魚とエビとホタテのフライでしたが、白身魚がダントツでおいしく、エビ、ホタテの順だそうです。もちろん彼の好みもあるとは思いますが…。
平日はランチメニューがあるようです。
駐車場は裏に3台ぐらい。コインパーキングが近くにあります。
喫茶 フレンド
ラク亭とは反対方向へ。筒井小学校方面に150メートルぐらい行ったところに、「ファミリー喫茶 フレンド」があります。
店先の食品サンプルのメニューが昭和のなつかしさを感じさせます。
店の奥にはソファー席が2つあり、なんと懐かしのゲームテーブルがありました。
ゲームテーブルは現役で動くのだそうです。
私が小学生の頃の喫茶店の店内は半分ぐらいがゲームテーブルの席でした。
当時はインベーダーゲームがやりたかったんだけど、まずゲームテーブルに案内されるかドキドキして、案内されても「麻雀かよっ!」ってなったり、インベーダーゲームの席に案内されたけど、なかなか親にやらしてもらえなかったなぁと懐かしくなってしまいました。
今回の私と娘の座った席も麻雀ゲームで、私は全く麻雀がわからないので「麻雀かよっ!」ってなってしましました。結局ゲームはできませんでした。
もう一つのゲームテーブルに座っていた男性は夢中になってずっとやり続けていました。そちらのゲームなら出来そうだったんだけどな…。
おすすめの明方ハムピラフをいただきました。
ごはんパラパラ、鉄板熱々、ハムはゴロゴロと入っていて、750円とは思えないボリュームです。
ピラフと卵は薄味になっていて、明方ハムの塩気と合わさって全体でちょうど良い味になっています。
ソースがついてくるので、濃い味が好きな方はソースをかけることもできます。
ソースをプラスすると少し味変してこれもアリだなと思いました。
つけあわせの紅しょうがを食べると口がさっぱりしてどんどん食べられます。
ボリュームあるなと思ったのですがペロリと全部食べてしまいました。
「明宝(めいほう)ハム」と「明方(みょうがた)ハム」は、東海地方の方なら誰もが知っている、岐阜の2大高級ご当地ハムです。
そっくりな外観なので、スーパーで間違えて手に取ってしまうのは、地元あるあるではないのでしょうか?
ちなみに明方ハムのCMキャラクターは地元出身の鈴木ちなみさんです。
ピラフの鉄板が熱々で、油がよく染み込んでいるみたいだったので、鉄板イタリアンとかの他の鉄板系メニューも絶対美味しいと思います。
娘はバナナサンデー(550円)を食べました。
蛍光黄色のバナナソースがイマドキではなく、昭和感あります。
味はオーソドックスな子供の好きな味です。
コーヒー(400円)にはもちろんおつまみがつきます。
営業時間は平日7時〜21時。
日祝は18時まで。定休日は木曜日。
モーニングは11時まで。
トイレの向かいに喫煙室あり。駐車場5台。
満車の場合はすぐ近くにコインパーキングがあります。
まとめ
徳川園や建中寺周辺はブログをはじめてからよく訪れるようになりました。
歴史があり、昭和の雰囲気も残っていてお気に入りの場所になりました。
まだまだ掘ってみたいところがあるので、街ブラしながら探していきたいなと思っています。