中部地方観光見聞録

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浅野祥雲先生の三大聖地の1つ、”桃太郎神社”とは?

愛知県の北部に位置する犬山市は、日本に四城しかない国宝の城の1つである犬山城があります。余談ですが国宝指定の他の三城は、兵庫の姫路城、長野の松本城、滋賀の彦根城です。

2020年9月26日のテレビ朝日の旅サラダで、元宝塚で名古屋出身の遼河はるひさんが犬山を訪れていました。犬山で気になるスポットとして桃太郎神社を紹介していました。

 

 

 

 

桃太郎神社とは?

 

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犬山城の近く、木曽川沿いにあります。全国的にも珍しい桃型の鳥居があるほか、桃太郎のおばあさんが毎日木曽川岸で洗濯をしていたので足跡が残っている岩(洗濯岩)があります。足跡はよくわかりませんでしたが…。

 

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祭神は大神実命。つまり桃が神様で、桃太郎はその化身であるとされています。

 

桃太郎伝説

現在社殿がある場所に、昔、お爺さんとお婆さんが住んでいて、ある日お婆さんが横を流れる川(木曽川)で桃を拾って桃太郎を授かります。

 

大きくなった桃太郎が鬼ヶ島(岐阜県可児市)の鬼の退治に行くことを決意します。犬(犬山出身)、猿(猿洞出身)、雉(雉ヶ棚出身)をお供に鬼ヶ島へ向かいます。途中で鬼と遭遇して戦い(現・取組)、さらに鬼ヶ島へ船で渡り(現・今渡)、鬼を退治して帰ってきます。

 

帰路の途中では酒を振る舞われ(現・酒倉)、村人から祝いを受けたり(現・坂祝)しました。そして鬼からもらった宝物を積んで勝利を報告しました。(現・宝積寺)

 

その後、お爺さんとお婆さんが亡くなると、桃太郎は不意に山に入って姿を消します。その山は次第に桃の形に似て桃山と呼ばれるようになり、村人は桃太郎を祀る神社を麓に造ったとされています。

 

近隣の地名と桃太郎の昔話をうまく掛け合わせて、桃太郎伝説となっています。

 

桃太郎神社の境内

神社でよく見かけるような大鳥居と中鳥居の2つを経て、石段をあがると桃型の鳥居と拝殿があります。

 

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桃太郎神社の桃鳥居をくぐれば、悪は去る(猿)、病いは去ぬ(犬)、災いは来じ(雉)と言う言い伝えがあるそうです。

 

子授り、安産、長寿の御利益があるそうで、地元では、子どもの健康を祈る神社として大切にされています。

 

境内には、桃太郎の昔話の場面が再現され、桃太郎やお供の犬、猿、雉、鬼など浅野祥雲先生らしい色鮮やかで表情豊かなコンクリート彫像がいくつもあります。大きさはそれほど大きくなく、子供の背丈ぐらいなので可愛らしいです。

 

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宝物館

宝物館が併設されていて、特に珍しい宝物は無いようでしたが、宝物館の敷地内にある彫像は入場しないと見ることができません。


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敷地内の彫像には「土下座をする鬼」など可愛らしくちょっと間抜けなものもあり、入場料を払う価値は十分にあります。園児の娘は無料だったので、大人の入場料だけで宝物館に入ることができました。

 

大人の入場料は200円小児の入場料は100円です。

 

桃太郎公園

車道を挟んだ大鳥居の向かいに無料駐車場、売店、トイレがあります。木曽川の河川敷につながっていて、とても広い芝生広場があります。キャンプやバーベキューをやっている人がいました。


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ここは飛騨木曽川国定公園の来栖園地と呼ばれる芝生広場で、近くのお土産屋さん(犬山物産)で受付ができます。

 

休憩がてらこちらのお土産屋さんで子供と一緒にソフトクリームを頂きました。冷たいお茶も出していただいて、店内でいただくことができました。子供は食べるペースが遅いので、外で食べていたら暑さで溶けて大変なことになったと思うのでありがたかったです。

 

現在来栖園地では、コロナウィルス感染拡大防止のため1日あたりのテントは50張に制限していて、テント間隔は3メートル以上離す、三蜜を避けるなど制限があります。

 

水深の浅い水遊び場であるじゃぶじゃぶ池があり、暑かったせいもあって子供たちが遊んでいました。

 

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青もみじが広がっていたので、河川敷から望む桃太郎神社の紅葉はかなり良さそうです。紅葉スポットとして近くの寂光院と共によく知られています。

 

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まとめ

昭和の遺産、浅野祥雲先生のコンクリート彫像が印象的な桃太郎神社ですが、木曽川河川敷の来栖園地とともに地元に愛される憩いのスポットでした。青もみじがたくさんあり、秋には美しい紅葉がみられそうです。秋にもう一度訪れてみたいと思いました。

 

 

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