スタジオジブリ作品の世界観を再現したテーマパーク「ジブリパーク」が、愛知県の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)に2022年秋〜2023年にかけて開業を予定しています。
「サツキとメイの家」は「ジブリパーク」整備工事のために2020年7月から休業していましたが、2021年4月22日〜10月31日まで期間限定で営業を再開しています。
2005年に開催された愛知万博(愛・地球博)には3回行きましたが、「サツキとメイの家」はハガキによる事前予約が必要で、競争倍率が高く見ることができませんでした。16年ぶりのリベンジです。
チケット購入の方法
事前購入
Webサイト「Boo-Wooチケット(ブーウーチケット)」で購入します。
- 予約空きありは○
- 残りわずかは△
- 空き無しは×
予約カレンダーに記載されています。
5月の初めに予約しようとしたら、週末観覧は2週間後しか空いていませんでした。
残りわずかな△でも1人しか予約出来なかったので、結局2人で取れる予約枠は14時30分のみでした。
ちなみに6月の予約の状況は以下の通りです。
なかなか厳しいですね。
土日祝の観覧入場時間の枠は1日10枠で、1枠30名までです。
≪電子チケットに関する重要なご案内≫をちゃんと読もう
≪電子チケットに関する重要なご案内≫
Boo-Wooチケットで事前購⼊して観覧される⽅は、必ず、Webサイト「Boo-Wooチケット」で購入後、ローソン・ミニストップ店頭で入場引換券を発券、もしくはダウンロードで受取りの上、サツキとメイの家受付(もりの学舎(フィールドセンター)前)へお越しいただき、必ず観覧券と引換えしてください。
出典:Boo-Wooチケット予約メールより
≪電子チケットに関する重要なご案内≫をしっかり読んでいなかったので、サツキとメイの家の受付前で「ローチケ電子チケット」アプリをダウンロードしてチケットをダウンロード受け取りしなければならずかなり手間取ってしまいました。
上の画面に予約番号があるので、予約番号がわかるこの画面をみせればチケットを発券してもらえると思ってました。
ちゃんと注意書きを読まないといけませんね。
利用料金は、観覧日当⽇に、サツキとメイの家の受付で現金で支払いました。
当日券
午前9時よりサツキとメイの家受付(もりの学舎前)にて購入できます。
私達が到着した14時過ぎにはもうすでに全てのチケットが完売していました。
そしてサツキとメイの家に到着したら、14時30分より後の時間の入場予約のお客さんが通路に座って数組待っていました。
当日券の争奪戦はなかなか厳しそうです。
観覧方法
受付で「観覧券半券」と観覧入場時間枠が記載された「観覧パス」をもらいます。
観覧パスに記載された時間枠でサツキとメイの家を見学できます。
サツキとメイの家受付から「サツキとメイの家」までは、徒歩で約15分かかりますので、時間に余裕をもって行動してください。
営業日
木・金・土・日・祝日(8月は9日を除いた月曜日のみ休み)のみです。
開館時間
10:00〜16:00(土曜日、日曜日、祝日は16:30まで)
受付
もりの学舎前(フィールドセンター前)
観覧料
⼤⼈ 520円
4歳以上、中学⽣以下 250円
*受付で支払います
休館⽇
毎週⽉曜⽇~水曜日(祝日を除く)
*8月は9日を除いた月曜日のみ休館
駐車場から受付までのアクセス
モリコロパークはとにかく広く、徒歩ではパーク内の移動だけでも大変です。リニモではなく⾞で行きました。
⻄駐⾞場に車を停めてしまいましたが、南駐⾞場に停めた方が断然近かったです。
⻄駐⾞場から南駐車場を通り過ぎ、B球場とC球場の横の通路を歩いて約20分かかりました。
南駐⾞場からだったら歩いて約10分で着きました。
南駐車場からみえるB球場の脇の道をひたすら進みます。
受付が見えました。階段を降ります。
受付からサツキとメイの家まで
サツキとメイの家にトイレはありません。途中にもトイレは見当たりませんでした。
受付向かいのもりの学舎で必ずトイレを済ましておきましょう。受付からサツキとメイの家を往復と観覧を合わせると最大1時間半ぐらいかかります。
暑い時期は飲み物を持参も忘れずに。
飲み物の購入は南駐車場からサツキとメイの家受付に行く途中のC球場の脇のトイレ横にある自動販売機で購入できます。
ここ以外に近場で自動販売機は見当たりませんでした。
階段を登って
愛知万博の名残りのオブジェを通り抜けて
森の中へ
なかなか着きません…。
展望台がみえてきました。
展望台からサツキとメイの家が見えました。
エレベーターか階段を降りるとまた歩道が…。
少し見えてきました
見えた!
サツキとメイの家
入口受付
観覧パス(観覧時間が指定されたのチケット)を受付スタッフに渡し、手指消毒をします。
注意事項の説明があります。
注意事項
- 家屋内の撮影は禁止
- 外観のみ撮影可能
- 2階の見学はできない
スタッフが家屋内に4〜5人いて、常に監視されています。
床下のトトロの通り道やお風呂に水を入れる為の竹の樋(とい)やお父さんが3人乗りした自転車などをスタッフの方が教えてくれました。
昭和30年頃の雰囲気を再現した家屋
外観をぐるりと一周します
伝統的な日本家屋に洋風の2階建てを附設した間取りで、大正末~昭和初期にかけての流行した「文化住宅」と呼ばれる建築様式です。
映画のイメージを再現するために、わざと経年劣化させた加工がされていたり、生活でできた汚れや傷が加えられていたり、押し入れを覗くと布団や絵本、おもちゃがあって、草壁家が実際に住んでいるような演出がされています。
底に穴が空いたバケツの下や2階に登る階段で、トトロが落としたどんぐりを見つけました。
家の中をあちこち見てまわると宝探しするような楽しさがあります。
外観部分の見どころは?
- お父さんがサツキとメイを乗せて3人乗りした自転車
- 井戸のポンプ
- 底に穴があいたバケツ
- 床下のトトロの通り道
- バス停
- トトロとサツキとメイが種を植えた場所
上から順に写真で紹介します。
園内無料バス
帰りは疲れたのでバスに乗ろうと思いましたが、もりの学舎前のバス停にはたくさんの人が待っていました。
園内無料バスは大きめの観光バスぐらいの大きさがありましたが、混み合っていて乗車できない可能性があると放送がかかっていたのであきらめて歩くことにしました。
おまけ
2005年に開催された愛知万博の名残りのグローバルループの一部が残されていました。
グローバルループは地形を生かし改変を最小限にした空中回廊で、一周すると会場全体を見渡しながら世界のパビリオンを見てまわることができました。
サビがあったりして16年も経ってしまったんですね…。
まとめ
「サツキとメイの家」は「ジブリパーク」整備工事のために2020年7月から休業していて見学することができませんでした。
「ジブリパーク」が開業すると、サツキとメイの家は混雑してなかなか見学できないかもしれません。
コロナ禍で人数制限しながら公開しているので、比較的ゆっくり見ることができます。
2021年10月31日まで期間限定で公開されています。
訪れるなら今がチャンスかもしれません。
レゴランドも子連れにオススメです。